2012年05月23日

『かいじゅうたちのいるところ』の絵本作家、センダック氏が死去


『かいじゅうたちのいるところ』の絵本作家、センダック氏が死去
世界でベストセラーとなった絵本『かいじゅうたちのいるところ(Where The Wild Things Are)』などで知られる米絵本作家のモーリス・センダック(Maurice Sendak)氏が8日、米コネチカット(Connecticut)州ダンベリー(Danbury)で死去した。83歳だった。

 センダック氏の著作の出版元である米ニューヨークの出版社ハーパーコリンズ(HarperCollins)によると同氏は、脳卒中に伴う合併症で亡くなった。
 
 1963年に発表した『かいじゅうたちのいるところ』は2009年に映画化もされた。その他にも『こぐまのくまくん(Little Bear)』シリーズなど50作近い絵本を制作した。

お悔やみを申し上げます。。。。
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2012年05月16日

ハリポタ全7作を電子書籍で無料レンタルへ、米アマゾン


ハリポタ全7作を電子書籍で無料レンタルへ、米アマゾン
米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)は10日、英作家J・K・ローリング(J.K. Rowling)の人気児童小説「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズ全7作を、同社の電子書籍端末「キンドル(Kindle)」上で無料貸し出しする権利を取得したと発表した。

 同社によると、ローリング氏のサイト「ポッターモア(Pottermore)」との独占的ライセンス契約を結んだという。アマゾン・プライム(Amazon Prime)サービスに年会費を支払い登録しているユーザーは、オリジナルの英語に加え、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語に翻訳された同作の電子書籍版をキンドル上で借りることができるようになる。

 ただし、同作の購入については今後もポッターモア上でのみ可能という。

 アマゾンの電子図書館の蔵書は現在14万5000冊を超え、月1冊まで無料かつ無期限で借りることができる。貸し出された電子書籍はキンドル端末で読めるが、同時に2冊以上借りることはできず、今借りている本を返却すれば新しい本を借りられる仕組み。
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2011年01月09日

ハリポタ盗用疑惑、米裁判所が「似てない」とバッサリ


ハリポタ盗用疑惑、米裁判所が「似てない」とバッサリ
J・K・ローリング(JK Rowling)の人気小説「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズの第4作『ハリー・ポッターと炎のゴブレット(Harry Potter and the Goblet of Fire)』は別の英作家の盗作だとして、この作家の著作権管理団体が同シリーズの米出版元を相手取って起こした裁判で、ニューヨーク(New York)地裁は6日、原告の訴えを退けた。

 作家の故エイドリアン・ジェイコブズ(Adrian Jacobs)氏の管理団体は、ローリング氏がジェイコブズ氏の『魔法使いウィリーの冒険(The Adventures of Willy the Wizard No 1 Livid Land)』(1987年出版)のストーリーの一部を盗用したと主張。米国でハリー・ポッター・シリーズを出版するスコラスティック(Scholastic)を訴えていた。

 しかし、シーラ・シェンドリン(Shira Sheindlin)判事は49ページにわたる判決文で、2つの作品の「内容および表現方法には明確な差違があり、読み手が感じる読後感も全く異なる。作品のコンセプトと世界観もあまりに違いすぎて、真面目に比べること自体、無理がある」と訴えを一蹴した。
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2010年12月16日

「1Q84」の海賊版を販売、出版団体がアップルに抗議


「1Q84」の海賊版を販売、出版団体がアップルに抗議

村上春樹(Haruki Murakami)さんの「1Q84」や東野圭吾(Keigo Higashino)さんの小説が電子書籍化され、米アップル(Apple)のオンラインショップApp Store(アップストア)で販売されていた問題で、日本書籍出版協会(書協)など出版4団体は14日、アップルジャパンに抗議するとともに、販売の停止を求めた。

 書協、日本雑誌協会、日本電子書籍出版社協会、デジタルコミック協議会の4団体によると、小説の一部は著者や出版社の指摘を受け削除されているが、多くは依然として出回っているという。4団体はまた、海賊版の削除要請やデジタル上の著作権侵害への対応に特化した部署を立ち上げるよう要請。「著作権侵害物を配信することは違法行為の幇助(ほうじょ)である」とする声明を発表した。
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2010年12月13日

電子書籍端末を発売、シャープとソニー


電子書籍端末を発売、シャープとソニー

シャープ(Sharp)とソニー(Sony)は10日、相次いで電子書籍端末を発売し、電子書籍サービスを開始した。

 シャープは10日、タブレット型端末「GALAPAGOS(ガラパゴス)」を発売し、電子ブックストアサービスを開始。ソニーも同日、電子書籍端末「Reader」を発売し、オンラインブックストア「Reader Store」をサービス開始した。
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2010年12月09日

グーグル、米国で電子書籍販売をスタート アマゾン独占に対抗


グーグル、米国で電子書籍販売をスタート アマゾン独占に対抗

米インターネット検索大手グーグル(Google)は6日、電子書籍販売の専用サイト「グーグル・イーブックストア(Google eBookstore)」を立ち上げ、米国内での電子書籍販売を開始した。これまで米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)が電子書籍端末キンドル(Kindle)で、ほぼ独占してきた同市場に強豪が参入することになる。

 マクミラン(Macmillan)、ランダムハウス(Random House)、サイモン&シュスター(Simon & Schuster)など大手出版社を含む4000社と提携し、「グーグル・イーブックストア」は書籍数百万タイトルを取り揃えた。

「グーグル・イーブックストア」からダウンロードした書籍は、インターネットのクラウド上に保管し、ネット環境にあるパソコンや、米アップル(Apple)の「iPhone(アイフォーン)」、「iPod Touch(アイポッドタッチ)」、「iPad(アイパッド)」、グーグルのアンドロイド(Android)OSを搭載した多機能携帯電話(スマートフォン)などで、好きなときに読むことができる。

 対応する電子書籍端末は、ソニー(Sony)のReader(リーダー)や米書店大手バーンズ&ノーブル(Barnes & Noble)の「ヌック(Nook)」などだが、アマゾンのキンドルには対応していない。

 グーグルは来年にも、海外での販売をスタートさせる計画だ。
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2010年11月18日

オバマ米大統領の絵本『君のことを歌う』、全米で発売


オバマ米大統領の絵本『君のことを歌う』、全米で発売

バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が2人の娘のために文章を書いた絵本『Of Thee I Sing(君のことを歌う)』が16日、全米で発売された。絵本は大統領就任前に執筆されたもので、収益は死傷した米兵の子どもたちのための奨学金に充てられる。
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2010年11月03日

「ポアロにうんざり」だったアガサ・クリスティ、孫が明かす


「ポアロにうんざり」だったアガサ・クリスティ、孫が明かす

英ミステリー作家アガサ・クリスティ(Agatha Christie)は人気ミステリーシリーズ『名探偵エルキュール・ポアロ (Hercule Poirot)』にうんざりしていたが、出版社からの圧力でシリーズを書き続けていた――。クリスティの孫のマシュー・プリチャード(Mathew Pritchard)さんが英誌ラジオ・タイムズ(Radio Times)に明かした。

 クリスティは、小柄のヒゲを生やした美食家のポアロを「生計の手段」ととらえていたが、次から次に書かなければならないことに不満をもらしていたという。

「祖母が物語のネタに困ることはなかったが、これらのアイデアはポアロ向きじゃなかった。だから、新しいキャラクターで新しいストーリーを書くことで、ポアロのことをいつも追い払おうとしていた」とプリチャードさんは語る。「でも、エージェントや出版社、資産管理者らはポアロを大好きだった」

 ギネス世界記録(Guinness Book of World Records)によると、クリスティは史上最高の20億冊以上が出版されたベストセラー作家。

 最も有名な作品には『オリエント急行の殺人(オリエント急行殺人事件、Murder on the Orient Express)』(1934年)、『ナイルに死す(Death on the Nile)』(1937年)、『鏡は横にひび割れて(The Mirror Crack'd from Side to Side)』(1962年)などがある。ほかにも戯曲『ねずみとり(The Mousetrap)』(1952年)なども執筆した。

 最も人気のキャラクターはシリーズ化されたポアロとミス・マープル(Miss Marple)だ。

 クリスティは、1976年に85歳で死去する前に、お気に入り作品の権利を娘と孫(プリチャードさん)に譲渡した。

 プリチャードさんは、「祖母はとても気前のいい人で、わたしが9歳のときに『ねずみとり』の権利を譲ってくれた」と語る。「幼すぎて当時は十分に価値を理解できなかったけれど、ずいぶんビジネスに活用させてもらったよ」

 プリチャードさんが初めてクリスティの本を読んだのは10歳のとき。イングランド南西部デボン(Devon)の崖の上にあるクリスティの家で、本棚にあったクリスティの本を手に取った。

「10歳のときに選ぶべき本ではなかったね。『そして誰もいなくなった(And Then There Were None)』には10件の殺人事件が起きて、中には結構陰惨な殺人もあるからね」

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2010年10月18日

アマゾン、短編電子書籍「キンドル・シングルズ」を発表


アマゾン、短編電子書籍「キンドル・シングルズ」を発表

米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)は12日、同社の電子書籍端末「キンドル(Kindle)」向けの短編書籍コンテンツ「キンドル・シングルズ(Kindle Singles)」を発表し、出版社や作家に作品の提供を呼びかけた。

 出版物の慣習として、書き手には雑誌向けの1万語未満の記事か、書籍向けの5万語を超える長編の2つの選択肢があった。

 だが、アマゾンは、ほとんどの場合、ある考えや事象を表現するためには1万語から3万語(30〜90ページ程度)が最適と考えた。「キンドル・シングルズ」ではこの長さの読み物を扱う。

 キンドル・ストア(Kindle Store)内に「キンドル・シングルズ」専用のコーナーを設け、一般書籍よりも低価格で販売する。

 アマゾンは、「世界中の読者に作品や考えを伝えたいと真剣に望む作家、思想家、科学者、ビジネスリーダー、歴史家、政治家、そして出版業界の人々」に「キンドル・シングルズ」への作品提供を呼びかけた。

 また、作家や出版社が作品のフォーマットやアップロードを自由に行えるプラットフォームをキンドル・ストア内に設けるという。
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2010年10月12日

「知識のためだけでない読書を」、ノーベル文学賞のリョサ氏


「知識のためだけでない読書を」、ノーベル文学賞のリョサ氏

「新しい技術によって、本の中身が陳腐化するような事態にならないことを願う」。2010年のノーベル文学賞(Nobel Literature Prize)受賞が決まったラテンアメリカ文学の巨匠、ペルーのマリオ・バルガス・リョサ(Mario Vargas Llosa)氏(74)は7日、ニューヨーク(New York)で開いた記者会見でこのように語った。

「印刷された本」を好む同氏は、電子書籍やデジタル化がもてはやされる時代の中で、貴重な何かが失われるかもしれないとの危惧(きぐ)抱いているという。

■政治と文学、両立させた創作人生

 同時代の政治紛争の中に身を置きながら、創作活動を続けてきたリョサ氏を、選考委員会であるスウェーデン・アカデミー(Swedish Academy)は「道徳的良心」と称えた。

 リョサ氏は受賞の知らせに「すっかり驚いた」と述べる一方で、受賞をめぐる騒ぎが人生における一時の混乱として過ぎゆくことを望むと語った。「人生最後の日まで書き続ける。ノーベル賞によって、わたしの作品、スタイル、テーマが変わることはないだろう」

 処女長編『都会と犬ども(英題:The Time of the Hero)』(1962年)から近年の『ヤギの祝宴(The Feast of the Goat)』まで、自国ペルーはもちろん、独裁者ラファエル・レオニダス・トルヒーヨ(Rafael Leonidas Trujillo)支配下のドミニカ共和国など、幅広い題材を扱う。

 政治活動にも熱心に関わり、当選はならなかったもののペルー大統領選に出馬した経歴を持つ。当初はキューバ革命を擁護していたが後に反対派に回り、文学ジャーナリストとして戦争や紛争について執筆してきた。

■情報革命で文学が陳腐化する?

 そんなリョサ氏がいま懸念するのは、愛する文学の世界が情報革命によって急速に変わりつつあることだ。変化は避けられないと認めはしつつ、「満足できるかどうかは分からない。わたしにとって『本』とは『紙の本』のことだ」と話す。

「文学は、最も本質的な問題、社会、人間と関わり続けていてほしい。技術には、本の中身を貧しくしてしまう危険があると思う」

「しかし、それはわれわれ次第でもある。文学がこれまで通りの姿であり続けるよう望むか否かは、われわれの手に委ねられているのだ」

■読書は「自由に生きるための基礎」

 今学期、米プリンストン大学(Princeton University)で自身の文学哲学について講義しているリョサ氏は、読書の価値についても力強く語った。

「新しい世代にも読書は推奨されるべきだ。とくに若者は、文学は単に知識や特定の概念、アイデアを得るためだけのものではなく、とてつもない喜びを与えてくれる存在だということも知っていなければならない」

「優れた文学は、将来自由に生きるための礎(いしずえ)となる。権力に簡単に躍らされない市民を作り出すからだ。良い文学ほど社会における批判的精神を目覚めさせるものはない。だからこそ、独裁者は検閲をするのだ」
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